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センコー、災害時の医療体制を守る物流センター竣工

2019/10/02

センコー(株)は10月1日、大分地区での物流機能強化とBCP(事業継続計画)に対応するため、大分市内に「大分PDセンター」を竣工した。

同センターは東九州自動車道の大分宮河内ICから約3km、車で4分と好立地の高台に位置し、延床面積は約1万7,000平方メートル。建物は鉄骨造で平屋建てのA棟、地上2階建てのB棟から構成され、2棟の間には庇付きの荷捌き場を設置し、雨天時の作業も可能にしている。

大分県は同社が注力する医療・医薬関連のメーカー様が集積しており、近年多発する自然災害時にサプライチェーンの分断を防ぎ、医療体制を維持する物流が求められている。同センターは高台に建設し、非常用発電機や自家給油スタンドを設置するなど、BCP対応を強化するとともに、拠点増設による事業拡大を図る。

●大分PDセンター概要
所在地:大分県大分市大分流通業務団地3-3-1
建物構造:鉄骨造
 A棟:平屋建て(事務所2階建)
 B棟:地上2階建
敷地面積:2万2,483平方メートル(6,801坪)
延床面積:1万7,487平方メートル(5,290坪)
倉庫面積:1万1,999平方メートル(3,631坪)
設備
・貨物用エレベーター/1基 
・垂直搬送機/2基
・ドッグレベラー/1基
・非常用発電機/250kw
・給油スタンド/20kl
・空調設備/自動制御温度管理(5~28℃)

●「大分PDセンター」外観

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