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アイキュー、高天井用LED照明向け人感センサ新発売

2019/08/21

アイキュージャパン(株)は8月19日より、高天井用LED照明向け補助灯一体型後付け人感センサ「エコセンサー」(特許申請中)の販売を開始した。

製品メーカーを問わず200V仕様の設置済みの高天井用LED照明を人感センサ付きライトに早変わりさせるほか、同センサを後付けして制御することにより、既存のLED照明と比べて70%も省エネに貢献する。

商品を保管する倉庫や工場等、天井高5m超の施設向けの後付け人感センサは従来検知範囲が5m程度が主流だったのに対して、「エコセンサー」は天井高4~12mまで対応可能。

「エコセンサー」は待機時に制御するLED照明の約20%の照度で補助灯が点灯するため、安全性の確保が可能。制御したい既存LED照明の周辺に設置する。

このため、人がいる場所は常に検知エリアに入り、LED照明を100%点灯させる一方で、検知エリアから人が離れると最短30秒で待機状態に入り、LED照明は消灯、「エコセンサー」の補助灯がほんのりと点灯する。

一般に照明を制御するために人感センサーを後付けすると、待機状態に入った際に照明が完全消灯して真っ暗になり、危険なケースがある。また、1つのセンサーで数台~数十台の照明を制御するエリア制御の場合、人がセンサーから離れてしまうと検知できなかったり、人がいるのに消灯してしまったりするケースもあった。一方、こうした現象への対処として消灯までのタイマーを長めに設定すると、待機時に点灯している時間が長くなり、省エネにならないとの課題があった。 

「エコセンサー」を使用することにより、安全を保ちながら既存LED照明のON・OFFを適切に行うことで、省エネに貢献する。 

●「エコセンサー」(上)、既存LED照明比70%の省エネ効果を実現(下)

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