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日本GLP、2021年に「GLP常総」開発へ

2019/07/22

日本GLP(株)は7月18日、茨城県常総市で延床面積約6万1,000平方メートルの先進的物流施設「GLP常総」の開発を行うことを決定したと発表した。

総開発費用は約92億円の見込みで、2020年5月着工予定、2021年7月竣工予定となる。
  
「GLP常総」は常磐自動車道の谷和原ICから約4.5kmに位置し、都心からの距離は約40km(常磐自動車道を利用した場合、1時間圏内)と、物流拠点としてのアクセスに優れている。

また対象地周辺は、アパレル関連企業およびメーカー系物流企業などの流通拠点が多く、主に保 管効率を重視した先進的物流施設へのニーズが旺盛なエリア。一方で、効率化に寄与する先進的な施設の供給は限定的なエリアと言える。
 
施設面の特徴としては、保管・作業効率向上のため、1 階の天井高を6.5mと標準よりも高くすることで荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にするほか、荷物用エレベーターのパレット搬送能力を標準よりも約 30%向上させている。

また、トラックバースに出幅5.5mの庇を設置して、雨天時にも作業しやすい環境を確保。最小区画面積は約7,000平方メートルと比較的小規模な利用も可能であることに加え、2層使い、3層使いがいずれも選択可能であり、各カスタマーのニーズに合わせた最適なフロアオペレーションの実現に貢献する。

その他、カフェテリアや無人売店に加え、敷地内に憩いの場となるスペースを設ける等充実したアメニティの提供を予定している。また自動車通勤が多いエリアであることを考慮し、想定就労人数を100%カバーする200台超の通勤者向け駐車場の整備や、ビッグアスファンの設置等、働きやすい環境を提供する。
 
●施設概要
施設名:「GLP常総」
所在地:茨城県常総市内守谷町
敷地面積:約4万2,000平方メートル
延床面積:約6万1,000平方メートル
構造:地上3階建て、耐震・鉄骨造
着工:2020年5月(予定)
竣工:2021年7月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

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