2019/07/08

三井不動産(株)は7月5日、東京都大田区羽田旭町で開発を進めていた複合用途施設「三井不動産インダストリアルパーク羽田（MFIP羽田）」が6月28日に竣工したと発表した。

これにより同社のロジスティクス事業の開発・運営施設は稼働施設が20棟、開発中施設が13棟、計33棟となる。

「MFIP 羽田」は首都高速1号羽田線の羽田ICから約0.6kmに位置し、羽田空港や東京港へのアクセスにも優れているほか、京浜急行空港線穴守稲荷駅から徒歩7分と通勤利便性に優れ、人材確保にも有利な立地となる。

入居企業は物流施設、オフィス、研修所等様々な用途で使用する予定。また、大田区が運営する産業支援施設の入居も予定してる。72時間対応の非常用発電機や、免震装置等BCP機能も充実させた。 

今回の開発地は同社とANA ホールディングス(株)が連携し、羽田エリアの産業活性化に寄与する街づくり型開発プロジェクト「HANEDAインダストリアルパーク」の開発案件。

今年3月にANAの新トレーニングセンター（ANA Blue Base）はすでに竣工しており、今回の「MFIP羽田」の竣工により多機能が融合する新産業拠点が誕生する。

  

●施設概要 

名称：三井不動産インダストリアルパーク羽田

所在：東京都大田区羽田旭町10-1ほか 

敷地面積：3万6,213平方メートル 

延床面積：8万1,030平方メートル 

設計：日鉄エンジニアリング(株)

施工者：日鉄エンジニアリング(株)

着工：2018年3月

竣工：2019年6月