[最新ニュース] 物流・生産拠点

日通、西日本医薬品センター着工

2019/07/01

日本通運(株)は6月24日、医薬品サプライネットワーク拠点として新設する国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)のうち、2拠点目の着工となる西日本医薬品センターの地鎮祭を実施した。

同社保有の国内倉庫では、2017年1月に竣工したTokyo-C-NEXに次ぐ2番目の規模になる。

同センターは着工済みの九州医薬品センターとともに、西日本エリアへの供給拠点としての機能に加え、関西国際空港へのロケーション優位性を活かした原料、原薬の輸入や製品輸出等、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバルレベルでの戦略的拠点として位置付けられている。

●西日本医薬品センターの特長
・規範として日本版GDPガイドラインをクリア
・安全・確実なオペレーションを確保するため、入荷エリア、保管エリア、出荷エリアを明確に区分し、入荷用と出荷用の専用EVをそれぞれ設置
・入出荷作業の際の防虫管理とセキュリティのために、トラックドック、前室、大型エアシャワーを配置
・定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリア等、サプライチェーンのあらゆるニーズに対応
・保管エリアは温度と湿度を総合監視
・災害等に備えた、免震構造および非常用発電設備の設置

●西日本医薬品センターの概要
住所:大阪府寝屋川市小路南町701番
敷地面積:3万2,358.89平方メートル
建築面積:1万7,280.02平方メートル
延床面積:6万3,564.79平方メートル
構造:鉄筋コンクリート+鉄骨造地上4階建
設備等:免震構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備他
竣工予定:2020年10月末

●玉串奉奠を行う齋藤社長

|↑一覧に戻る|