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プロロジス、千葉北IC至近でマルチテナント型起工

2019/06/14

プロロジスは6月12日、千葉県千葉市稲毛区でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉2」の起工式を執り行った。
 
式には設計・施工を担当する(株)フジタ取締役専務執行役員建築本部本部長の平野徹氏をはじめとする関係者、プロロジスからは代表取締役社長の山田御酒らが参列した。

「プロロジスパーク千葉 2」は約3万平方メートルの敷地に地上4階建て、延床面積約6万7,000平方メートルのマルチテ ナント型物流施設として開発される予定。
 
ランプウェイにより、3階までの各階に45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能な仕様。3階、4階は荷物用エレベーターと垂直搬送機を備えたメゾネット型とし、流通加工から保管まで幅広い物流オペレーションに対応する計画。最小賃貸面積は約1,800坪から ワンフロア最大4,500坪で、小規模ニーズにも対応できる施設となる。
 
施設の館内人口は400~500人程度と想定。カフェテリアスペースやコンビニエンスストアを整備し、駅から専用送迎バスを運行する予定。また、BCP としてプロロジスのマルチテナント型物流施設の標準仕様である、井戸水浄化設備、非常用発電機、緊急地震速報、衛星電話、備蓄用組み立て型トイレ「ほぼ紙トイレ」等を備え安心して働ける環境を整える。

「プロロジスパーク千葉2」の隣地で開発中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉1」は今年9月の竣工に先立ち、賃貸面積の約70%が契約済み。需要の高さを受け、当初BTS型として計画していた「プロロジスパーク千葉2」の計画を変更し、マルチテナント型として着工した。

両施設合わせて延床面積約21万平方メートルを超える物流ハブ「プロロジスパーク千葉」として完成させる計画。

●「プロロジスパーク千葉 2」計画概要 
名称:プロロジスパーク千葉2
開発地:千葉県千葉市稲毛区六方町210-1
敷地面積:3万176.41平方メートル(9,128.36坪)
計画延床面積:6万8,211.61平方メートル(2万634.01坪)
構造:地上4階建て、RC造(一部S造)
着工:2019年6月
竣工予定:2020年11月

●「プロロジスパーク千葉」の地図(上)と完成イメージ(下)。下右が起工した「プロロジスパーク千葉2」、下左が現在開発中の「プロロジスパーク千葉1」



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