[最新ニュース] 物流・生産拠点

GLP、中央物産とGLP平塚Iの着工前に一棟契約

2019/06/13

日本GLP(株)は6月10日、中央物産(株)と「GLP平塚I」一棟全体について着工前に賃貸借予約契約を締結したと発表した。
 
中央物産は幅広い流通チャンネルを介して主に化粧品・その他日用品等の販売を関東を中心に展開している中間流通で、「GLP厚木I」を利用している日本GLPの既存顧客でもある。
 
「GLP平塚I」の開発はGLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2016年2月に50%対50%の出資比率で設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーII」による開発物件となる。なお、日本GLPは神奈川県下で今回の施設を含め合計14棟の物流施設を開発・運営している。

●施設概要 
施設名:「GLP平塚I」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約2万平方メートル
延床面積:約4万2,000平方メートル
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年10月(予定)
竣工:2020年11月(予定)

■施設特徴 
(立地面) 
・都心部から約40kmの神奈川県平塚市のツインシティ(※1)大神地区内に所在 
・首都圏と中部、近畿圏を結ぶ東名高速道路の厚木ICから約3.6km、新東名高速道路の厚木南ICから約2.2kmと恵まれたアクセスを有する優れた立地 
・今後予定されている新東名高速道路の全線開通(2020年度開通予定)により、さらなる交通利便性の向上が見込まれる。
(施設面) 
・地上4階建て、2階にはスロープでアクセス
(環境・BCP対応)
・人感センサ制御のLEDを採用 
・非常用発電機設置
・CASBEE(建築環境総合性能評価システム)神奈川県の「A」ランクを取得予定
(就労環境向上への取り組み)
・ビッグアスファン(※2)を各カスタマーの各区画に1台設置
・バリアフリー対応トイレの設置 
・女性用洗面所の増設 

(※1)ツインシティ(整備計画):神奈川県平塚市大神地区と、神奈川県寒川町倉見地区で一体的な街づくりを行う都市開発計画。相模川を挟んだ両エリアを新たな道路橋で結び、河の東西両地区が一 体となった環境共生都市の整備を企図。
(※2)ビッグアスファン:米国の Big Ass Fans Solutions 社が製造するHVLS(High Volume 「大風量・大容量」 Low Speed「低回転速度」)ファン製品モデル群の総称。

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