2019/05/24

同プロジェクトは今年11月の本体工事着工に向けて計画を進めている。 

 

●開発プロジェクト概要

施設名称：ロジスクエア大阪交野

所在地：大阪府交野市星田北

土地面積：3万5,652平方メートル（1万784坪）

用途地域：工業地域

主要用途：倉庫（倉庫業を営む倉庫）

構造規模：鉄骨造、地上4階建て

延ベ面積：8万226平方メートル（2万4,268坪）（予定）

着工：2019年11月（予定）

竣工：2021年1月（予定）

 

●開発予定地

「ロジスクエア大阪交野」の開発予定地は大阪府交野市の西部に位置し、枚方市、寝屋川市との市境に程近い工業地域に立地している。第二京阪道路交野南ICより約800m、寝屋川北ICより約2kmに位置し、幹線道路へのアクセスにも優れている。

第二京阪道路は近畿自動車道門真ジャンクション（大阪府門真市）から久御山ジャンクション（京都府久世郡久御山町）を結ぶ内陸物流の大動脈であり、2010年の全線開通以降、沿線自治体の人口も増加傾向にある。

本開発予定地は大阪市内への配送はもとより、近畿自動車道、中国自動車道、阪神高速道路の利用により関西エリア全域をカバーする広域物流拠点立地として非常に優れている。

なお、2023年度には交野南ICより北へ約10kmの京田辺ジャンクションにおいて第二京阪道路と新名神高速道路が接続予定で、さらなる交通利便性の向上が期待できる。また、JR学研都市線の快速停車駅の星田駅より約1㎞、京阪交野線の河内森駅より約1.5kmと複数鉄道路線駅から徒歩圏内にあるため、雇用確保に おいても優位な立地。

●施設計画概要

施設のマスタープランとして、ワンフロアが約5,200坪、2階および3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを1階、2階および3階に備えるマルチテナント型の施設。ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置し、建物内中央車路の両サイドにトラックバースを設ける計画となっている。

倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は1.5t/平方メートル（2.0tフォークリフト対応可）、有効高さは各階6.0m、平均照度は300ルクスを予定している。なお、テナント区画としては最小で約1,200坪からの分割が可能で、最大で12テナントの入居を予定している。複数企業が入居するマルチテナント型物流施設としての機能性・汎用性を兼ね備え、同社の基本スペックを満足しうる施設として開発すべく、計画を進めている。