2019/02/21

プロロジスは2月21日、従業員定着支援アプリ「テガラみる」を手がける(株)テガラミルとの業務提携締結を発表した。

 

●業務提携の内容

当面の取り組みとしては、入居企業による「テガラみる」の利用や、カスタマーへの情報提供を目的に人材定着・離職防止に関するセミナーの開催を予定。今後の展開として、入居カスタマー、 テガラミル、プロロジスの三者が協働し、カスタマーが雇用するアルバイト・パート従業員の定着率や、就労意欲等のデータ収集・分析等の取り組みを検討している。

プロロジスは現在、世界で約3,700棟の物流施設を運営し、5,100社のカスタマーが利用。これらの施設で蓄積したビッグデータと、テガラミルとの連携によって得られるデータを活用することにより、カスタマーへのさらなる価値提供につなげていく方針。具体的には以下のような取り組みを想定している。 

・施設周辺の採用マーケットについて、従来以上に詳細な分析データを提供し雇用・定着を支援

・採用後の定着を見据えた、採用業務プロセスの提案

・離職抑制・定着促進のためのサーベイの実施およびソリューションプランの提案 

 

●プロロジスの雇用サポートに関する従来の取り組み

・無料Wi-Fi等を導入したカフェテリア、女性用パウダールーム、ドライバー用シャワー室等、施設アメニティの整備

・人材派遣会社と連携し、入居検討企業にプロロジスパーク周辺雇用・採用マーケットデータを提供

・物流業界関係者を対象とした雇用対策セミナーの開催

・入居カスタマーが雇用する非正規雇用者の定着を目的とした、バーベキューやファミリーイベントの開催