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プロロジス、米国物流施設が世界初のWELL認証取得

2019/01/14

プロロジスは1月14日、米国ワシントン州で運営中のPrologis Park Tacoma D棟が、物流施設として世界初のWELL認証を取得したと発表した。

WELL認証は、国際WELLビルディング協会(IWBI)が運営する建物・室内環境評価システムで、建物のデザインや運用によって居住者や働く人の健康・ 快適性を測る業界のベンチマークとなる。

IWBIは倉庫・物流施設で働く人の健康と快適性を測る基準を作るため、プロロジスとパートナーシップを組み、2017年に「物流施設パイロットプログラム(Warehouse Pilot Program)」を立ち上げた。

同社はPrologis Park Tacoma D棟の開発にあたり、働く人の健康・快適性に寄与することを目指し、「物流施設パイロットプログラム」のWELL基準に則って施設を設計。

審査項目である「空気」、「水」、「光」、「栄養」、「フィットネス」、「快適性」、「心」のすべてのカテゴリにおいて建物性能が優れていると評価され、 WELL認証の取得に至った。

●WELL 認証
WELL認証(WELL Building Standard)は居住者の健康や快適性に焦点を当てた世界初の建物・ 室内環境評価システムで、2014年10月にスタートし、空間のデザインや運用について環境・エネルギー性能に加えて「人間の健康」という視点を重視。「身体的、精神的、社会的に良好な状態」に焦点を当て、不動産を評価する。

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