[最新ニュース] 物流・生産拠点

GLP、国内施設の開発で6,250億円ファンド設立

2018/12/22

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・プライベート・リミテッド(GLP)は12月22日、物流不動産開発ファンドとして国内最大の「GLP ジャパン・ディベロップ メント・パートナーズ III(GLP JDP III)」の設立を発表した。

同ファンドはグローバルな政府系投資機関および年金基金が出資し、投資総額は最大6,250億円(約56億米ドル※)に達する見込み。カナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード(CPPIB)は同ファンドの中核投資家として最大の出資者となる。 
 
日本における開発ファンドの「ジャパン・ディベロップメント・ベンチャー I」および「ジャパン・ディベロップメント・ベンチャーII」が投資枠に達したことにより、後継ファンドとして組成された。これにより、日本GLP(株)の運用資産は4つの私募ファンドとGLP投資法人(東証コード:3281)を合わせて約2兆円(約180億米ドル※)となる。

同ファンドでは、投資総額1,400億円(約12億米ドル)に上る国内最大級の開発プロジェクト「GLP相模原」への投資も決定。「GLP相模原」は総延床面積65万平方メートル超を段階的に開発する計画で、すでに予約契約の引き合いを多数受けている。

※為替レートは2018年12月21時点の1米ドル=111.19 円。

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