[最新ニュース] 物流・生産拠点

ヤマト運輸、宮城物流ターミナルの稼働を開始   

2018/10/02

ヤマトホールディングス(株)傘下のヤマト運輸(株)は9月27日、東北地域の中核施設「宮城物流ターミナル」を開所した。同日11時より開所式典が開催された。

また、同施設内に東北支社と宮城主管支店を移転し、10月1日から稼働を開始している。

●宮城物流ターミナルの特長 
(1)東北地域の中核施設としての中継・集約機能
仕分け能力が従来施設と比較し約1.5倍に拡大するため、宮城県内のみならず東北地域全体の荷物を集約することが可能となり、より効率的なネットワークを実現。

(2)保冷施設の拡充
全国屈指の取扱量だったクール宅急便の仕分け機能を約2倍に拡大し、新たに冷蔵・冷凍倉庫を併設することにより、水産加工品や農産物などの保管・発送に柔軟に対応。

(3)働きやすい環境
施設内に保育所やパウダールームを設置する等、より働きやすい環境を整備。

●宮城物流ターミナル施設概要
所在地:宮城県仙台市泉区明通3-3-1
敷地面積:6万4,817.42平方メートル 
延床面積:3万8,813.01平方メートル
構造・規模:ターミナル棟 倉庫2階・事務所4階、物流棟 倉庫2階・事務所2階 
稼働開始日:2018年10月1日 
入居会社:ヤマト運輸(株)東北支社・宮城主管支店、ヤマトロジスティクス(株)宮城ロジセンター、ヤマトシステム開発(株)仙台営業所、ヤマトホームコンビニエンス(株)東北統括支店、ヤマト・スタッフ・サプライ(株)北日本統括支店・宮城支店、ヤマトボックスチャーター(株)宮城支店、ヤマトフィナンシャル(株)東北統括支店、ヤマト包装技術研究所(株)東北営業所、ヤマトリース(株)宮城営業所、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(株)東北美術品支店仙台出張所・仙台海外引越駐在員事務所
立地:
東北自動車道「泉IC」より約2.5km、仙台駅から約10kmと交通アクセスに優れ、関東と東北・北海道を結ぶ中継・集約の拠点として最適な立地。また、地震や水害の発生リスクが極めて低く、BCP(事業継続計画)の観点でも優れている。

●施設外観(上)、クール仕分け機器(中)、開所式のテープカットの様子(下)左からヤマト運輸宮城主管支店長の平塚俊彦氏、同代表取締役社長の長尾裕氏、同執行役員東北支社長の黒岩俊也氏、フィブイントラロジスティクス(株)代表取締役社長の松本孝浩氏

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