[最新ニュース] 物流・生産拠点

ダイフク、米国子会社の生産能力増強

2018/09/20

(株)ダイフクは9月20日、米国子会社のWynright Corporation(本社:イリノイ州)がインディアナ州ホバート市に新工場を建設し、イリノイ州内にある2工場を新工場に集約・統合すると発表した。

Wynright社の新工場は2018年秋に着工し、完成後の2019年末から仕分けシステム、コンベヤ、 自動倉庫等の物流システムの製造を開始する。新工場の建設によって同社の生産能力は従来の約2倍となり、2021年までに最大582人の雇用を新たに創出する計画。

ダイフクの2017年度海外売上高比率は67%だが、2021年3月を最終年度とする中期経営計画「Value Innovation 2020」では、重点施策の1つに「ローカル化とグローバル化のバランスが取れたグループガバナンスの追求」を掲げ、海外売上の拡大に対応するため、これまでの日本中心の生産体制から、グループ全体の最適調達・生産体制に移行し、生産性・収益性の向上を目指している。

●新工場の概要
場所:インディアナ州ホバート市(ノースウィンド クロッシングズ ビジネスパーク内)
建屋概要:敷地面積44エーカー(17万8,061平方メートル)、1階建て
     延床面積32万400平方フィート(2万9,766平方メートル)
投資額:2,600万米ドル(土地、建物、設備含む)

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