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シーアールイー、物流施設「ロジスクエア鳥栖」竣工

2018/02/26

(株)シーアールイーは2月26日、佐賀県鳥栖市で建設を進めていた物流施設「ロジスクエア鳥栖」が竣工、同日、竣工式を開催したと発表した。同施設は竣工に先立ち契約率100％。日本通運(株)の物流拠点として2月28日より稼働を開始する。

鳥栖エリアは九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点のため、九州全域をカバーする広域物流拠点に適した地域であり、「ロジスクエア鳥栖」は長崎自動車道の鳥栖ICから約2.4km、国道3号線沿いに立地。鳥栖商工団地に隣接し、JR鹿児島本線鳥栖駅から徒歩圏内にある。また、JR貨物の鳥栖貨物ターミナル駅が同施設より約1.5kmと至近の為、鉄道貨物輸送によるモーダルシフトへの取り組みに対しても、立地的なメリットが確保されている。

同施設はマスタープランとしてワンフロアが約2,500坪の2階建てで、1階部分のトラックバースを北側に配し事務所を東西2か所に設け、複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮した施設となる。倉庫部分の基本スペックは床荷重は1.5ｔ/平方メートル、有効高さは1階・2階共に5.5m以上（2階は最高7.0m）を確保。上下搬送設備は荷物用エレベーター（4.1t）2基および、1階グランドレベルからも直接の荷物の搬出入が可能な垂直搬送機2基を実装している。

階層を2階建てに抑えることにより、多層階施設特有の上下搬送に起因した時間的なロスの極小化を図り、トラックバースは大庇による無柱空間として大型トラック計28台が同時接車可能。スピーディーで効率的な入出荷オペレーションを可能にしている。さらに倉庫内空調用の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保など、入居テナントの将来ニーズを含めた様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設となっている。

●ロジスクエア鳥栖の概要
所在地：佐賀県鳥栖市曽根崎町
敷地面積：1万5,777.90平方メートル（4,772.81坪）
用途地域：準工業地域
主要用途：倉庫（倉庫業を営む倉庫）
建物構造：鉄骨造・地上2階建て
延床面積：1万7,789.40平方メートル（5,381.29坪）
建築着工：2017年6月1日
竣工日：2018年2月26日
設計施工：松尾建設(株)

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