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鴻池運輸、物流物流企業で初めてFCFL2台を導入

2018/02/02

鴻池運輸(株)は2月2日、物流企業で初めて、(株)豊田自動織機製の燃料電池フォークリフト(FCFL)2台を、鴻池運輸 東海支店 名古屋西営業所管内の高浜事業所に導入し、本格稼働を開始する予定と発表した。

FCFLは水素を燃料として発電・稼働するため、稼働時にCO2や環境負荷物質を排出しない環境性能と、3分程度で燃料充填が完了するなど高い利便性を備えており、今後もKONOIKEグループとして、物流現場などへの積極的な導入拡大を検討する。

今回のFCFLは環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再エネ等を活用した水素社会推進事業)と、愛知県燃料電池産業車両導入費補助金を活用して導入したもの。

●燃料電池フォークリフト(FCFL)の特長
(1)高い環境性能
フォークリフト稼働中のCO2 排出量ゼロ
(2)作業効率の向上
約3分間の水素充填で連続稼働可能
(3)外部給電機能
AC100Vコンセントを搭載し、電動工具用電源や非常用電源としても使用可能

●燃料電池システム仕様
入出力:連続8kW 最大32kW
システム電圧:48V
水 素:(充填圧)35MPa (搭載量)1.2㎏ (充填時間)3分間
稼働時間8時間 ※豊田自動織機電動フォークリフト稼働時間測定方法により算出
電源機能:AC100V 1kW×15時間

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