2013/06/04

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)は、6月4日、埼玉県三郷市に立地する大規模で環境に配慮したマルチテナント型大型物流施設「GLP三郷Ⅲ」の竣工式を行ったと発表した。

「GLP三郷Ⅲ」は、日本国内初の開発プロジェクトで2012年から建設を進めてきたもの。本物件は、同社とカナダの公的年金運用機関であるCanadian Pension Plan Investment Board（以下「CPPIB」）との合弁事業である「ジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による第一号投資案件となる。また「GLP三郷Ⅲ」は物流施設として国内初の「LEEDゴールド」の予備認証を取得した、従来の物流施設の機能を進化させた先進型の物流施設だ。

竣工式に先立ち参列者に向けた内覧会では、同社が特許を取得しているGLPパイルキャップ免震工法が見られる免震ギャラリーやLED照明を備えたオフィスといった施設内部だけでなく、大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイ、トラックバース等が公開され、物流業界で必要とされている高機能と高い効率性を備えた同社の先進的物流施設を紹介する機会となった。

「GLP三郷Ⅲ」は、約3万8,901平方メートルの敷地に地上5階建て、延床面積約9万4,718平方メートルの規模で新築されるマルチテナント型の大型物流施設。各階に大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイ2基（上り・下り）を備え、合計140台のトラックバース、188台の乗用車駐車場を設置しており、ワンフロア面積約1万5,000平方メートルという大規模な倉庫スペースを有した汎用性の高い物流施設として、顧客の作業効率を最大限にまで高める物流オペレーションの提案が可能。また、ワンフロアを最大3分割、約4,000平方メートルから利用可能なレイアウトとなっており、様々な規模のニーズに対応できる。