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GLP鳴尾浜、西宮市の津波避難ビルに指定

2017/03/01

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は3月1日、兵庫県西宮市と津波などの災害発生時に「GLP鳴尾浜」を一時避難施設とする協定を締結した。

同施設は2015年9月に竣工した地上5階建て、延床面積11万1,070平方メートルのマルチテナント型の先進的物流施設で、免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など、有事の際の装備を有する。今回の協定締結は、同施設がRC造で堅牢な建築物であることや近隣住民からの要請を勘案し、西宮市がGLPへ依頼したもの。

具体的には津波警報または洪水による避難勧告が発令された際に、近隣住民は「GLP鳴尾浜」の施設内の階段を経由して3~5階の廊下、階段、カフェテリアの約950平方メートルのエリアに避難する。臨海産業団地の周辺には武庫川団地など人口が集積していることから津波もしくは洪水発生時の一時避難施設の整備が必要とされており、同施設では500名前後の避難が可能。今後、避難訓練などの実施も検討する。

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