2017/03/01

鈴与(株)は3月1日、愛知県の内陸物流拠点として小牧市に建設をしてきた「小牧物流センター」が竣工したと発表した。

現地は東名高速道路小牧ICから約5kmに位置し、東名・名神・中央自動車道が交わり交通の要所である小牧JCTにも近く、中京圏だけでなく全国多方面への輸送アクセスに優れた立地。

同センターは、天候に左右されない荷役オペレーションが可能となる30m×100mの庇(ひさし)を設置、効率的な物流サービスが可能としたほか、柱を鉄筋コンクリート造り、梁を鉄骨造りとした混合構造を採用し、積載荷重が大きく広い空間を必要とする物流倉庫などに適した構法を採用しているのが特徴。

設備面でも、LED照明の導入、太陽光発電設備の設置など省エネ・環境への対応を充実させるとともに、非常用発電設備を備え、災害等による停電の場合にも業務を継続できる体制を整え、BCPにも対応した物流センターとしている。

同社は、名古屋港近郊の愛知県飛島村にも自動車関連の輸出入製品をメインに扱う物流センターを構えており、今後は小牧物流センターとともに両センターの特性を活かし、中京エリアでの物流サービスの一層の拡充を図る。

●小牧物流センター概要

名称：鈴与(株)小牧物流センター

所在地：愛知県小牧市郷西町17番地

営業開始：2017年3月13日

敷地面積：約17,200平方メートル

倉庫延床面積：約18,200平方メートル(3階建て)

庇面積：約3,450平方メートル