2016/12/14

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は12月14日、愛知県小牧市でマルチテナント型の先進的物流施設「GLP小牧II」の起工式を執り行った。

起工式には、設計・施工を担当する西松建設(株)代表取締役社長の近藤晴貞氏ほか関係者一同、GLP代表取締役社長の帖佐義之氏らが参列し、安全を祈願した。

同施設は地上4階建て、延床面積約3万6,000平方メートルの先進的物流施設で、中部地方の物流集積地である小牧市の名神高速道路、東名高速道路の「小牧IC」から約2kmに立地、さまざまな業種において名古屋近郊の市内配送および中部地域全体の広域配送の拠点として活用でき、周辺地域は名古屋市のベッドタウンが複数あることから労働力確保についても良好な環境。

また同地域は、南海トラフ巨大地震の影響の少ないエリアと想定され強固な地盤上にあるが、BCP対策として施設内に設置された加速度センサーを元に地震後の荷物や施設の被災度を早期に判定できる建物安全性確認システムを導入し、万が一被害があった場合も施設の継続使用や復旧に向けた迅速な対応が可能としている。