2016/08/09

東洋水産(株)は8月9日、「関西工場」および「関西物流センター」の竣工に伴い、現在の神戸工場(神戸市東灘区)での即席麺生産を終了すると発表した。同工場は最新鋭の設備を導入した同社西日本の最大規模の即席めん製造工場で、グループの西の基幹工場としてより安全安心な製品を顧客に供給する。

一方、同物流センターは関西工場の製品のみならず他工場の製品の集約・配送も行い、西日本地区をカバー。両施設の完成を契機としてより一層の顧客満足のためのサービスを強化する。

●関西工場概要

所在地：兵庫県神戸市西区見津が丘６丁目８番

総投資額：約１９７億円

施設構造：鉄骨造３階建て 

敷地面積：６２，５００平方メートル

延床面積：４２，０００平方メートル

設置ライン：即席麺類合計４ライン(カップ麺、袋麺)

生産品目：赤いきつねうどん・昔ながらのソース焼そば・カレーうどん他

製品供給地域：西日本全域

設備の特長：大型の直線ラインによる省力設備、衛生と品質管理を重視した最新の設備、空調の集中管理システムの導入、資材自動倉庫設置による原材料管理体制の集約と効率化、断熱性が高い環境配慮型の建屋構造