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GLP、兵庫でマルチテナント型施設「GLP神戸西II」を開発

2016/07/13

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は7月8日、兵庫県神戸市西区の「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内で延床面積約7万1,000平方メートルのマルチテナント型物流施設を開発すると発表した。

同パーク内の開発はBTS型物流施設として満床稼働中の「GLP神戸西」に続く2棟目で、新施設「GLP神戸西II」は2016年10月に着工予定、2017年末に竣工予定で総開発コストは約105億円。

同施設は神戸市内へのアクセスが約30分とエリア配送に最適の立地で、山陽自動車道「神戸西IC」至近で、中国・四国地方までを網羅する広域配送向け物流拠点としても活用可能と、さまざまな物流ニーズが見込まれる。近隣に10か所以上の住宅団地があるため物流施設の課題である労働力確保の観点からも好立地。

建物は地上4階建てで1階、3階に高床バースを設置、1・2階と3・4階の2層使いを想定し、通常各階1.5トンとしている積載荷重を3・4階についてはテナント企業の要望を反映し、合計3トン配分できるように設計、入居テナントの物流オペレーションによってレイアウトを柔軟に設定できる仕組みを採用している。

また将来の物流システム自動化に備え、自動ラック設置に伴う重荷重の対応や、コンベヤ等の搬送設備の吊荷重にも柔軟に対応出来るようになっているほか、大型食品流通などの業種を想定してエレベーター、垂直搬送機は入居企業の要望に沿って設置、冷凍冷蔵向けの床加工を一部に施すほか、食品コンテナ、パレットなどの洗浄に対応出来るよう排水、排気等にも対応する。

●施設概要
施設名:GLP神戸西II
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
敷地面積:約3万4,000平方メートル
延床面積:約7万1,000平方メートル
構造:鉄骨造
着工:2016年10月(予定)
竣工:2017年末(予定)

●GLP神戸西II外観完成イメージ

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