[最新ニュース] 物流・生産拠点

三菱電機・群馬製作所複合棟が稼働、効率的な生産・物流を実現

2016/07/13

三菱電機(株)は7月12日、電気給湯機の製造拠点である群馬県太田市の群馬製作所内に建設を進めていた物流センター・ショールーム・事務所からなる複合棟の稼働を開始した。
 
昨今、地球温暖化対策の観点から大気の熱を利用してお湯を沸かすことで電力消費量とCO2排出量を抑えるエコキュート(自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機)が注目されている。同社では、今後の需要拡大に対応するため、効率的な生産・物流体制を構築する必要があった。今回、に物流センターを建設することで敷地内外に分散していた製品の物流機能の集約・統合。部品調達から生産・出荷までの一貫体制構築による効率化を図った。

また、併設するショールーム「ユクリエ」では、最新の電気給湯機などの紹介に加え、業務用給湯機のソリューション提案や、エコキュートによる微細なマイクロバブルで快適な入浴を実現する「ホットあわー」の実感・体感エリアを設けるなど、ユーザーへの提案力を強化している。

複合棟概要
所在地:群馬県太田市岩松町800
建設面積:1万2,326平方メートル
延床面積:1万3,457平方メートル
構造:鉄骨造、一部 2 階建
主な用途:製品倉庫、ショールーム「ユクリエ」、事務所(設計部門)
竣工・稼働:2016年7月12日
投資額:23.5億円
環境への配慮:高効率省エネ機器の導入(空調・換気機器、LED 照明、太陽光発電)

●複合棟外観

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