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新日鉄住金エンジニアリング、DHL向けロジスティクスセンター建設工事を受注

2013/04/26

新日鉄住金エンジニアリング(株)建築・鋼構造事業部は、神奈川県相模原市内の同社技術開発研究所の跡地をSPC(Special Purpose Company。本事業を遂行する事のみを目的とする特別目的会社として設立する会社法に定める株式会社)である合同会社IKインベストメント・ツーに売却した上で、DHLサプライチェーン(株)(以下、DHLSC)が使用する大型物流施設「相模原ロジスティクスセンター」の建設工事を当SPCより受注したことを発表した。世界第一位の国際物流企業であるDHLSCの日本国内の物流拠点は数か所あるが、DHLSC向けに設計されたロジスティクスセンターは今回が日本初となる。

建設場所は、国道413号線に面し、更には国道16号線や平成26年春に開通予定の圏央道相模原ICからも至近の距離であり、様々な物流ニーズに対応したサービスを目指すDHLSCにとっては最適な物流拠点となる。

建設概要は、鉄骨造地上5階建て、延床面積約4万4,100平方メートル、鉄骨重量約4,600t、同社製制振ダンパーであるアンボンドブレースを158本配した制振構造となっており、更には緩衝緑地帯を周辺に約2,500平方メートル設けるなど、周辺環境にも配慮した設計となっている。竣工は平成26年3月を予定している。

本受注により、同社の大型物流施設の施工実績は25件、総延床面積で116万平方メートルを超えることとなるという。

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