[最新ニュース] 物流・生産拠点

プロロジス、埼玉県比企郡川島町でマルチテナント型施設の起工式を挙行

2013/04/19

プロロジス(日本本社: 東京都千代田区丸の内)は、2013年4月18日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク川島2」の起工式を埼玉県比企郡川島町の建設予定地にて挙行した。

「プロロジスパーク川島2」は、圏央道川島インターチェンジに近接する約2万8,100平方メートルの敷地に、延床面積約4万5,670平方メートルのマルチテナント型施設として開発される。 2014年2月に竣工を予定しており、現在入居企業を募集している。

「プロロジスパーク川島2」は、圏央道の川島インターチェンジから300m地点にある「川島インター産業団地」内に位置しており、24時間操業も可能な周辺環境。

圏央道は既に接続済みの中央自動車道と関越自動車道に加え、2013年度以降に東名高速道路、2014年度以降に東北自動車道と接続する計画であり、東日本全域のみならず、東海や西日本地域へのアクセスが格段に向上することが見込まれている。さらに建設地は、圏央道に加えて国道254号バイパス等、一般道による都心部へのアクセスにも優れる物流適地。

「プロロジスパーク川島2」の隣接地には、マルチテナント型施設「プロロジスパーク川島」(延床面積約16万6,870平方メートル)が立地しており、現在100%稼働中だ。

「プロロジスパーク川島2」は、ワンフロアが約4,000坪、3階建ての計画となっており、1階と2階にトラックバースを備えるマルチテナント型施設である。2階のトラックバースに対しては、上り、下り専用のスロープを備え、ワンウェイで車両がアクセスできる効率的なオペレーションを実現できる施設構成となっている。賃貸区画は約2,000坪から約1万2,000坪まで設定可能で、最大4カスタマーに分割が可能。

庫内は梁下有効高を6.5m確保して保管効率を高めており、流通型、加工型に加えて保管型物流施設としての対応も可能。特に1階については、2.5tフォークリフトが使用できるほか、重量物の保管に対応できる床積載荷重設定とし、多様な物流活動ニーズに対応可能な施設となっている。また、マルチテナント型施設における標準仕様として、緊急地震速報システムや衛星電話等を備え、入居カスタマーの事業継続性にも配慮している。さらに、同社がグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、LED照明の採用の他、1MW超の大規模太陽光発電システムの導入も計画しており、CASBEE埼玉県におけるAランク認証を取得する予定という。

同社は埼玉県内において「プロロジスパーク川島」(埼玉県比企郡川島町、マルチテナント型施設、2011年7月竣工 100%稼働中)を含め4棟の施設を運営している。また、2014年3月の竣工に向けて「プロロジスパーク北本」(埼玉県北本市、マルチテナント型施設)の開発を進めている。

<「プロロジスパーク川島2」の概要>
名称:プロロジスパーク川島2
所在地:埼玉県比企郡川島町かわじま
敷地面積:約2万8,100平方メートル(約8,500坪)
延床面積:約4万5,670平方メートル(約1万3,820坪)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造および鉄骨造、地上3階建
着工:2013年4月
竣工予定:2014年2月

|↑一覧に戻る|