2013/04/16

三菱地所リアルエステートサービス(株)（東京都千代田区）は、4月15日、国内での物流施設新設の活発化の動きに対応するため、当該領域での仲介業務を手掛ける専門チームとして、ビル賃貸営業部内組織となる「物流営業課」を新設したことを発表した。

同社のビル賃貸営業部は、法人営業の一環でオフィステナント仲介専門部署として 2006年度に設立して以来、首都圏をはじめとした各主要都市において、大手ビル事業者所有ビルへのテナント仲介を中心として、取引実績を拡大してきた。

物流施設テナント仲介においても、荷主となる内需型産業がサプライチェーン効率化を目的とした物流拠点の新設・統廃合を活発化させつつある中、3PL事業者をはじめとした物流会社の最新型物流施設に対する入居需要が見込まれている。

同社はこの機会に、物流施設に対するテナント仲介を、従来の法人テナント営業から派生する事業として捉え、物流営業専門チームを新設した。三菱地所(株)の物流施設開発事業と連携しつつ、同社グループのグループ力と国内ネットワークを活かしながら、中期的な事業拡大を目指していくという。