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センコー、札幌PDセンターに新倉庫を竣工

2013/04/12

センコー(株)は、4月12日、北海道札幌市の札幌PDセンターの敷地内に「札幌PDセンター2号倉庫」を竣工したことを発表した。札幌PDセンターと合わせた延床面積は3万平方メートルとなり、札幌市内でもトップクラスの物流拠点となる。

新倉庫の建設は、札幌PDセンターに隣接する倉庫5棟が老朽化したため、スクラップ&ビルドで事業基盤の強化を図るもの。新倉庫の倉庫面積は2万平方メートルと建て替え前の倉庫5棟の面積に比べ1万5,000平方メートルの増床となった。

新倉庫は、札幌市街地や新千歳空港、苫小牧港へのアクセスに優れているほか、貸事務所用のスペースも備えており、お客様の物流拠点としてだけではなく、営業拠点としても利用することを想定している。

また、北海道の気候に対応するため、トラックの荷降ろし・積込み作業時に雪が庫内・車内に吹き込まないよう、トラックと倉庫の搬入口を密着させるドックシェルターを18基設置している。倉庫内には暖房を完備し、商品の凍結防止、温度管理の必要な商品の保管にも対応しているほか、庫内で作業を行う作業員の作業環境の向上にも配慮している。

同社は昨年1月にも北海道北広島市に「北広島PDセンター」を稼働させており、北海道地域の倉庫勢力は、この新倉庫と合わせ、3万4,000平方メートルの増床で、12万平方メートルになった。今後はこれらの拠点を足掛かりとして、北海道地域でのさらなる事業拡大に取り組んでいくという。

<施設の概要> 
名称:札幌PDセンター2号倉庫
所在地:北海道札幌市東区苗穂15丁目1-1
敷地面積:15,504平方メートル(4,690坪)※札幌PDセンターと同一敷地内
建物構造:鉄骨造5階建て(倉庫部分4階建て)
延床面積:21,902平方メートル(6,625坪)、うち、倉庫面積20,330平方メートル(6,149坪)
設備:貨物用エレベーター2基、垂直搬送機2基、ドックシェルター18基

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