2014/06/18

(株)日立物流は、富山県内に、メディカル関連の顧客の物流ニーズに応えるべく、富山IV期物流センターを開設したと発表した。

同センターは、1996年にI期物流センターを開設し、その後、富山県内のメディカル関連の顧客の事業拡大とともに、II・III期を増設し、今般、さらなる取扱い物量の増加や新規案件の受託に伴い、既存物流センターに隣接してIV期を開設するものだ。

また、同センターは、主にメディカル製品の保管・配送業務を行う拠点として運営され、同社グループのプラットフォーム事業（同一業界の複数の顧客に対し、共同保管・共同配送による効率化）をさらに推進する。

なお、同センターは、北陸自動車道 立山ICより約5km、富山新港・富山空港より約20kmに位置し、全国への配送拠点やグローバル物流拠点としてアクセスに優れているとともに、セキュリティや温湿度管理設備（全棟30度以下対応、低温エリア 約80坪）が完備されており、安全かつ高品質な物流サービスを提供できる環境が整備されているという。

同社グループは、今後も高度化・多様化する顧客の物流ニーズに応えるべく、さらなるサービスレベルの向上に取り組んでいくとしている。

＜富山IV期物流センターの概要＞

名称：富山IV期物流センター

所在地：富山県中新川郡上市町久金312

アクセス：北陸自動車道 立山ICより約5km、富山新港・富山空港より約20km

建屋仕様：鉄骨造、地上2階建

敷地面積：約2万1,000平方メートル（約6,400坪）

延床面積：約1万1,900平方メートル（約3,600坪）※床面積1,800坪増築可

荷役機器等：垂直搬送機 4台、エレベータ 1台、接車バース 20バース

主な取扱商品：医薬品 等

稼働時期：2014年6月