2014/06/05

オリックス不動産(株)（本社：東京都港区）は、茨城県常総市で計画を進めている物流施設「守谷ロジスティクスセンター」の開発が決定したことを発表した。本物件の竣工は2016 年4月を予定しており、現在入居企業を募集している。

「守谷ロジスティクスセンター」は、常磐自動車道「谷和原IC」から5kmの内守谷工業団地内に立地している。谷和原ICは、常磐自動車道の三郷IC、流山IC、柏ICを通過し、茨城県に入る最初のICで茨城県南部に位置する。本開発地周辺は比較的交通渋滞も少なく、至近の国道16号を利用して千葉県北部、埼玉北部をはじめ、首都圏全域をカバーできる物流好適地だ。

また、周辺は「つくばエクスプレス」開業後に人口が増加している地域であり、平成22年の国勢調査では、守谷市が人口増加率全国3位（市区町村）となるなど、パート従業員の雇用にも有利な立地だ。

本物件は、3万1,547平方メートル（9,543坪）の敷地に、地上3階建、延床面積4万7,817平方メートル（1万4,464坪）の施設として計画している。1階には片面33台と44台、合計77台の両面にトラックバースを備えており、ワンフロアは約4,700坪の設計だ。

敷地内には10トン車トラック向けの待機用スペースを26台分、普通自動車の駐車場を129台分確保予定で、パート従業員を広域から募集できる。

また、本敷地は市街化調整区域内だが、適法な開発により、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能で、24時間運営可能なエリアだ。

今後も同社は、進化を遂げるサプライチェーン戦略や、目覚ましい勢いで発展を続けるインターネット通販市場にも対応できる最新鋭の物流施設の開発事業にまい進していくとしている。

＜守谷ロジスティクスセンターの概要＞

名称：守谷ロジスティクスセンター

所在地：茨城県常総市菅生町261-1

交通手段：常磐自動車道「谷和原IC」5km

設計会社：浅井謙建築研究所(株)

敷地面積：3万1,547.68平方メートル（9,543.17坪）

延床面積：4万7,817.75平方メートル（1万4,464.86坪）

規模・構造：鉄骨造3階建、耐火構造

その他：床荷重1.5トン/平方メートル、梁下有効高5.5m

着工：2015年2月（予定）

竣工：2016年4月末（予定）