[最新ニュース] 物流・生産拠点

プロロジス、埼玉県吉見町に「プロロジスパーク吉見」を開発

2014/05/21

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区)は、埼玉県比企郡吉見町においてマルチテナント型施設「プロロジスパーク吉見」の開発に着手すると発表した。

「プロロジスパーク吉見」は、埼玉県西部地区にある「プロロジスパーク川島」、「プロロジスパーク川島2」に次ぐ大型物流拠点として開発される。国道254号線、国道407号線から至近に位置し、圏央道 川島インターチェンジから約7km、関越自動車道 東松山インターチェンジからも約4.5kmの地点に立地する。平成26年度中に予定されている桶川北本インターチェンジ~白岡菖蒲インターチェンジの開通によって東北自動車道も利用しやすくなり、広域配送の拠点として活用性の高い物流適地だ。

また、路線バスが利用可能な立地で、東武東上線 東松山駅から最寄りのバス停留所まで8分程と、従業員の通勤にも至便。開発予定地から東松山駅にかけては住宅地が広がり、労働力確保に有利である一方、区画整理事業において整備された工業地域にあるので、24時間操業も可能。

「プロロジスパーク吉見」は、約6万3,500平方メートルの敷地に地上3階建、延床面積約10万5,000平方メートルの施設として開発され、2014年7月の着工、2015年12月の竣工を予定している。

「プロロジスパーク吉見」は、作業性に優れた1フロアオペレーションタイプと保管効率の良いメゾネットタイプを融合し、ステップ型スロープを採用したプロロジス国内初のハイブリットマルチテナント型施設だ。2階に中央車路を、3階に片車路を備えることで各階へ大型車両がアクセス可能となっており、効率性の高いオペレーションを実現することができる。

1階の最大利用面積は約1万坪(約3万1,500平方メートル)で、2階と3階東側の倉庫スペースとともに、1フロアオペレーションが可能。2階、3階西側の倉庫スペースには、荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、荷捌きの迅速性と保管効率を両立させた利便性の高いメゾネットタイプとなる。また、入居カスタマーの事業継続性への配慮から、同社のマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話等を備える予定。

同社がグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、庫内を含む施設全体にLED照明を採用する他、国内の同社の施設としては最大規模の約2MWの太陽光発電システムを導入する。本施設は、CASBEEのAランク認証を取得する予定。

同社は圏央道沿いにおいて、2014年4月に竣工した「プロロジスパーク北本」をはじめとする3棟を運営中であり、茨城県においては「プロロジスパーク古河1」、「プロロジスパーク古河2」を計画中だ。

同社は、日本の各地域において顧客の物流効率化のニーズに応えるべく、今後も物流施設の開発・運営を進めていくとしている。

<「プロロジスパーク吉見」の概要>
名称:プロロジスパーク吉見
所在地:埼玉県比企郡吉見町
敷地面積:6万3,502.78平方メートル(1万9,209.59坪)
延床面積:約10万5,000平方メートル(約3万1,800坪)
構造:鉄骨造、地上3階建
着工予定:2014年7月
竣工予定:2015年12月

|↑一覧に戻る|