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GLP、13万平方メートルの大型物流施設「GLP座間」で起工式

2014/05/12

日本、中国及びブラジルにおける先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(本社:東京都港区)は、神奈川県座間市で、大型の先進的物流施設「GLP座間」の起工式を行ったと発表した。

「GLP座間」は、2011年12月に取得した元自動車工場の跡地に建設される、総延床面積13万平方メートルの5階建てマルチテナント型先進的物流施設。

「GLP座間」は、免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など、有事の際の入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用する計画。また、全館LED照明とするほか、プレキャストコンクリートを採用するなど、環境に配慮した最先端の技術を駆使し、ライフサイクルCO2の大幅削減を図る予定。

「GLP座間」は、GLPとCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)が2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の、日本における6件目の開発物件。GLPは神奈川県下で現在、昨年12月竣工の「GLP厚木」を含む5件の物流施設を運営しており、開発物件については「GLP座間」のほか、「GLP綾瀬」が2015年4月に竣工する予定。

「GLP 座間」は、横浜港や都内中心部、東京湾沿岸へのアクセスが非常に良い首都圏に立地している。首都圏と西日本をつなぐ国道246号および東名高速「横浜町田IC」、圏央道「圏央厚木IC」にも近い、戦略的物流拠点でもある。また、住宅街に隣接することから、パートタイム従業員の募集に適している。

「GLP 座間」は、約6万1,000平方メートルの敷地に地上5階建て、延床面積約13万平方メートルの規模で建設される、マルチテナント型の先進的物流施設。各階に、大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイ2基を備え、合計180台のトラックバース、405台の乗用車駐車場、14台のトラック待機場を設置しており、フロア面積約2万3,000平方メートルという大規模な倉庫スペースを有した汎用性の高い物流施設として、顧客の作業効率を最大限にまで高める物流オペレーションの提案が可能。

「GLP座間」では、巨大地震等の大災害発生時においても物流施設としての機能を極力維持することにより、顧客の事業継続性を確保し、社会インフラである物流機能が災害時の復旧・復興でも重要な役割を担えるよう、「大地震でも建物の安全性を確保する免震構造の採用」、「断水・停電時にもトイレの利用が可能となる、地下水供給設備の採用」、「停電時でも、防災センター、事務所エリアの照明、コンセントの利用を可能にし、全館セキュリティー機能を確保するバックアップ電源設備の採用」などの取り組みを計画している。

<GLP座間の概要>
施設名称:GLP座間
所在地:神奈川県座間市
敷地面積:約6万1,000平方メートル
延床面積:約13万平方メートル
賃貸可能面積:約11万平方メートル
着工:2014年5月
竣工:2015年6月(予定)

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