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プロロジス、マルチテナント型施設4月着工決定

2013/02/15

2月14日、プロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は以前より開発計画をしていたマルチテナント型施設「プロロジスパーク川島2」を4月に着工することを発表した。

「プロロジスパーク川島2」は圏央道の川島インターチェンジから300m地点にある「川島インター産業団地」内に位置しており、24時間操業も可能な周辺環境だ。圏央道は、既に接続済みの中央道、関越道に加え、2014年度以降に東北道、東名道と接続する計画であり、東日本全域のみならず、東海、西日本地域へのアクセスが格段に向上することが見込まれている。さらに建設地は圏央道に加えて国道254号バイパス等の一般道による都心部へのアクセスにも優れる物流適地である。「プロロジスパーク川島2」は、2013年4月に着工し、現在100%稼働中のマルチテナント型施設「プロロジスパーク川島」に隣接して開発される。

ワンフロアが約4,000坪、3階建ての計画となっており、1階と2階にトラックバースを備えるマルチテナント型施設である。2階のトラックバースに対しては、上り、下り専用のスロープを備え、ワンウェイで車両がアクセスできる効率的なオペレーションを実現できる構成となっている。賃貸区画は2,000坪から1万2,000坪まで設定可能で、最大4カスタマーに対応が可能。庫内は一般的なマルチテナント型施設に比べて、6.5mと梁下有効高を確保し保管効率を高めており、流通型、加工型に加え保管型物流施設としての対応も可能であり、特に1階については、2.5tフォークリフトが使用できるほか、重量物の保管に対応できる床積載荷重設定とし、多様な物流活動ニーズに対応可能な施設となっている。また、マルチテナント型施設における標準仕様として、緊急地震速報システムや衛星電話等を備え、入居カスタマーの事業継続性にも配慮している。さらに、プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、LED照明の採用の他、1MW超の大規模太陽光発電システムの導入も計画しており、CASBEE埼玉県におけるAランクを取得する予定。

プロロジスは埼玉県内において「プロロジスパーク川島」(比企郡川島町、マルチテナント型施設、2011年7月竣工100%稼働中)を含め4棟の施設を運営しており、「プロロジスパーク北本」に加えてマルチテナント型施設「プロロジスパーク川島2」(比企郡川島町)を今春に着工すべく、開発計画を進めている。

<「プロロジスパーク川島2」の概要>
名称:プロロジスパーク川島2
所在地:埼玉県比企郡川島町かわじま
敷地面積:約2万8,103平方メートル(約8,500坪)
延床面積:約4万5,731平方メートル(約1万3,833坪)
構造:地上3階建
着工予定:2013年4月
竣工予定:2014年2月

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