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センコン物流、福島営業所に大型新設倉庫が完成

2014/01/07

センコン物流(株)は、1月7日に福島県本宮市にある福島営業所の敷地(1万1,264平方メートル、約3,413坪)内に、BCP(事業継続計画)対応型の大型営業倉庫を完成させたと発表した。

同倉庫は、2014年12月2日に完成した宮城県名取市内にあるRM事業部第2センターの増設倉庫(鉄骨平屋建て、延べ床面積4,063平方メートル)に続き、福島県では初の自社倉庫であり、顧客ニーズに対応するとともに、「ふくしま産業復興企業立地補助金」を活用し、地域の産業振興や雇用創出に寄与する。

同倉庫は、国道4号線沿いで東北自動車道の本宮ICと二本松ICのほぼ中間に位置し、交通アクセスが良好。鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は7,622平方メートル(1階4区画・5,387平方メートル、2階2区画・2,235平方メートル)。全天候型の荷捌所を設け、貨物エレベーター1基を配備し、最新の空調設備・温湿度機に加え、太陽光発電や自家用給油スタンドを備えるBCP対応型の施設で、全区画ICカードによる入退管理をはじめ、各所に監視カメラや機械警備等のセキュリティ体制も万全となっている。総工費は約7億円。

福島県は東日本大震災と原子力発電所事故で同県の産業は多大な影響を受けており、同社は倉庫の建設を通じて、雇用を創出し1日も早い地域産業の復活に貢献したいと考えているとしている。
 

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