[最新ニュース] 物流・生産拠点

鈴与、富士山フロント物流センターが稼働

2013/12/01

鈴与(株)が富士山フロント工業団地(静岡県富士市大渕)に建設していた新物流センター「富士山フロント物流センター」が完工し、営業を開始したと発表した。

富士山フロント工業団地は標高約250mの富士山のふもとにあり、東名高速道路富士ICから約5km、新東名高速道路新富士ICから約2kmに位置している。静岡県内の輸送はもとより日本全国への輸送をカバーできる物流拠点として注目されている。

富士山フロント物流センターは、2階建て庫内面積約2万4,000平方メートルの中に約6,000平方メートルの定温スペース、海上コンテナ用プラットホーム/トラックバースといった設備を備えている。その他、LED照明の全館導入、太陽光発電設備の設置など省エネ・環境保全対策を充実させるとともに、自家発電機および蓄電池システムにより災害等による停電の場合にも業務を継続できる体制を整えており、BCPに対応した物流センターとなっている。

良好なロケーションと、充実した設備を生かし、多様化する顧客の物流ニーズに応えていくとしている。

<富士山フロント物流センターの概要>
所在地:静岡県富士市大渕字城山2261-5
アクセス:清水港から約35km、東名「富士IC」から約5km、新東名「新富士IC」から約2km
敷地面積:3万5,800平方メートル
倉庫所管面積:2万4,000平方メートル(鉄筋造2階建て)
床形式:海上コンテナ用掘り込み式プラットホーム(4基対応)、2t車用掘り込み式プラットホーム、低床式プラットホーム
荷役設備:エレベーター 3基、垂直搬送機 1基
定温設備:5度±5度対応、15度±5度対応、30度以下対応
その他:太陽光発電・自家発電・蓄電池などの設備により、3日間のセンター運営が可能

|↑一覧に戻る|