[最新ニュース] 物流・生産拠点

DHL、日本グローバル物流センターを成田に開設

2013/11/07

DHLサプライチェーン(株)(本社:東京都品川区)は高効率エネルギーのイノベーションを掲げるオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス)のグローバル物流拠点「日本グローバル物流センター」を成田に新設したと発表した。同施設はオン・セミコンダクターの成長が続く日本の顧客に対する物流とサービスを向上させることを目的としている。従来の物流施設と比較して約10倍以上の規模に拡大した日本グローバル物流センターは、シンガポール、上海、マニラのグローバル物流ネットワークと共に、さらに充実したワールドクラスのサプライ・チェーン・サービスをオン・セミコンダクターの顧客に提供できるようになったという。

延床面積3万6,000平方フィート(約3,350平方メートル)の新しい日本グローバル物流センターは、オン・セミコンダクターの日本の顧客に完成品の出荷を行う。日本国内のすべての顧客に、日本国内および国外の両方で製造された完成品の集積と配送のためのローカル・ハブとして機能する。新しい施設は、DHLの最新鋭の物流プロセス、二層式中二階の格納構造を備えており、1日400万個の処理能力を誇る。オン・セミコンダクターの従来の日本物流業務は群馬県と成田の計延床面積3,000平方フィート(約280平方メートル)の施設で行われていた。

日本グローバル物流センター(JGDC)は、オン・セミコンダクターが運営するグローバルな物流・配送ネットワークの一部であり、世界中の顧客に毎年440億個の完成品を配送する業務を担っている。JGDCはオン・セミコンダクターがDHLと提携して運営する4か所の物流センターの1つだ。他の施設は、シンガポール、上海、マニラにあるオン・セミコンダクターのグローバル物流センター(GDC)だ。シンガポールGDCは2011年に延床面積9万5,000平方フィート(約8,830平方メートル)に拡張され、オン・セミコンダクターが毎年出荷するユニットの約半分を取り扱っている。今年の初めに、二層構造の格納スペースを備えたマニラGDCが延床面積6万5,000平方フィート(約6,000平方メートル)に拡張された。

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