[最新ニュース] 物流・生産拠点

カツヤマキカイ、2013年秋に本社及び工場を神戸空港島に移転

2013/09/24

カツヤマキカイ(株)は、“KOBE Headquarters”(本社棟/産業棟)の建設を取締役会で正式決定し、10月の竣工と同時に、本社を現在の大阪市から神戸市に移転し、守山工場と赤穂工場を統合して産業棟に製造機能を集約すると発表した。

神戸空港島に新設される“KOBE Headquarters”では、臨海の恵まれた立地やインフラを最大限活用することで、グループの中核事業である商社機能をグローバルに拡張。近代流通体系に見合った合理化を進める。そして海外サプライヤーとの連携体制を固め、高品質な運搬機械を安定供給できる仕組みを整えることで、海外製品を含めて安全に使用頂くためのサポート体制を強化。機械商社としての取扱領域の間口をこれまで以上に広げ、世界の産業現場を面対応で支える。

また製造拠点を1か所に集約することから生まれるシナジー効果により、得意とする物流運搬技術並びに各種搬送工法の開発を促進。製造、検証、技術サポート等を含む一連のプロセスを合理的に一括管理することで、「製販一体のグローバル専門商社」というグループの独自性をより一層究めていくという。

<“KOBE Headquarters”(本社棟・産業棟)の概要>
建設予定地:兵庫県神戸市中央区神戸空港3丁目
敷地総面積:約1万7,600平方メートル
本社棟延床面積:約2,650平方メートル
本社機能(社長室・経営企画本部・経営管理本部)、商事部(商事業務統括センター・海外営業・MHE営業・Eビジネス・神戸以西機工営業を含む)
産業棟延床面積:約6,612平方メートル
ゴンドラをはじめとする各種高所運搬機器、安全機械機器、産業運搬輸送設備・機械器具や付帯装置の研究・開発・設計・製造・物流並びに付帯サービス提供
設備:屋内・屋外テストタワー、1000トン加重走行試験機、アムスラー(張力試験機)、3次元測定器、空港支援機器屋内外走行路面、エアースケーター屋内浮揚動的試験場、中重量キャスター連続走行試験機、その他各種検査設備機器、製缶加工及び塗装設備
完成予定:2013年10月1日
総工費:約40億円

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