[最新ニュース] 物流・生産拠点

東京納品代行、東京ベイ・ファッションアリーナを開設

2013/10/02

東京納品代行(株)は、10月2日、東京ベイ・ファッションアリーナを開設したことを発表した。東京ベイ・ファッションアリーナは、センコーグループのアパレル物流の中核を担う大型の物流センターだ。

同社は、センコー(株)のグループ会社として、アパレルメーカーや百貨店を主要取引先とするアパレル物流に特化した事業を展開している。

今回開設した東京ベイ・ファッションアリーナは地上4階建て、延床面積5万7,000平方メートルと同社で最大規模の物流センターで、これにより、同社が首都圏で展開する物流センターは12万平方メートルから17万平方メートルに増強される。また、立地面では、首都高速、主要国道に至近で、都心部や港、空港への輸配送に有利なほか、市川塩浜駅前に立地し、東京駅などからの公共交通機関によるアクセスにも優れている。

東京ベイ・ファッションアリーナは、アパレル関係の顧客のニーズに対応したワンストップサービスを提供するため、商品の撮影スタジオやQCスペースを設けている。撮影スタジオはECビジネスを展開される顧客に適したサービスで、入荷した商品をカタログ用に撮影するほか、サイズの採寸、商品紹介の原稿作成、顧客の通信販売WEBサイトへの掲載の代行などを行う。QCスペースは、輸入商品などのQC(アパレル品質検査)サービスを行うサービスで、入荷した商品の検品・検針、洗濯タグの付け替え、不良品修理、プレス加工などを行う。

また、東京ベイ・ファッションアリーナでは、高級ブランドの取り扱いも行うため、入口にはID認証ゲートを設置するほか、監視カメラ、電子錠など、セキュリティシステムを充実させている。このほか、災害対策として、耐震構造にしたほか、液状化対策も行っており、災害に強い物流センターとなっている。

<東京ベイ・ファッションアリーナの概要>
名称:東京ベイ・ファッションアリーナ
所在地:千葉県市川市塩浜2-14-1
敷地面積:2万8,475平方メートル(8,614坪)
建物構造:鉄骨造地上4階建て
延床面積:5万6,945平方メートル(1万7,226坪)
倉庫面積:5万157平方メートル(1万5,172坪)
設備:撮影スタジオ、QCスペース、プレススペース、垂直搬送機 12基、貨物用エレベーター 10基、接車バース 56台(1階、3階 各28台)、3階接車バース用スロープ、セキュリティゲート、監視カメラ

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