[最新ニュース] 物流・生産拠点

丸全昭和運輸、堺倉庫営業所を竣工

2013/09/27

丸全昭和運輸(株)は、関西地区の3PL拠点として、大阪府堺市に堺倉庫営業所を9月20日に竣工し、10月1日から営業を開始すると発表した。

関西エリア有数の物流の要衝“大阪南港”から10㎞、2013年末再開予定の阪神高速4号湾岸線「三宝I.C」から2kmの好立地で交通アクセスに優れている。2014年の阪神高速大和川線の開通により、大阪中心部を経ることなく、京都・名古屋・東京へのアクセスが可能となり、交通の利便性がさらに向上する。

両面プラットホームにドックレベラー6基を備えており、輸出入貨物のバンニング・デバンニング作業が可能。

一般倉庫に危険物倉庫3棟を併設し、一般倉庫の一部と危険物倉庫1棟には定温設備を備え、顧客の幅広いニーズに対応する。

地震対策として基礎免震構造を採用し、地震の力を吸収し揺れを大幅に低減することが出来る。

津波対策として敷地を盛土で高くし、O.P.7m以上(O.P.とは、大阪湾最低潮位(Osaka Peil)の略で、大阪湾における潮汐の最低値を定めたもの。大阪港(天保山)の最低潮位をO.P.±0.00mと定義している)を確保し、顧客の大切な商品を水害から守るとしている。 

また、一般倉庫の屋上に太陽光パネルを設置し、倉庫棟の照明器具にLED照明を採用した環境配慮型の物流拠点だ。

<堺倉庫営業所の概要>
住所:大阪府堺市堺区築港八幡町1-157
構造:鉄骨造4階建 (免震構造)、平屋建3棟
敷地面積:2万5,300平方メートル(7,653坪)
延床面積:3万9,348平方メートル(1万1,902坪)
有効階高:6~7m
床荷重:1階 2.5トン/平方メートル、2~4階 1.8トン/平方メートル
設備:エレベーター5トン 3基、垂直搬送機2.1トン 6基、ドックレベラー1.2トン 6基、定温庫5~15度、毒劇物保管庫、非常用自家発電

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