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プロロジス、大阪市住之江区南港で「プロロジスパーク大阪5」の起工式を挙行

2013/09/20

プロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、9月20日、「プロロジスパーク大阪5」の起工式を大阪市住之江区南港東の開発予定地で行ったと発表した。

「プロロジスパーク大阪5」は、大阪湾岸地域における物流拠点として南港の中心部に開発される。大阪中心部へは阪神高速道路で約15分、一般道でも約30分と都心部へのアクセスに優れており、関西のみならず西日本への配送をカバーする拠点としても利用できる。加えて、阪神高速を利用し、関西空港へ40分でアクセス可能で、国際航空貨物の拠点としても利便性が高い立地となっている。また、大阪湾岸部に位置することから、国際海上コンテナのオペレーションにも適している。開発地は大阪市営ニュートラムのポートタウン東駅から約300mと通勤にも便利な立地で、従業員の確保にも非常に有利な立地だ。

「プロロジスパーク大阪5」は、約4万500平方メートルの敷地に地上4階建、延床面積約9万5,100平方メートルの施設として開発され、2015年1月の竣工を予定している。大型車が直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り・下り専用)設置すると同時に、各階に40フィートコンテナトレーラーの接車が可能なトラックバースを備えることで、倉庫内で効率的なオペレーションを実現できる車両動線を確保している。ワンフロア賃貸面積は最小約5,460平方メートルから、最大約1万9,500平方メートルまでと顧客の要望に合わせて柔軟な対応ができる施設設計となっている。また、常時有人警備を実施し、24時間365日の操業が可能。同社のマルチテナント型施設の標準BCP(事業継続計画)も検討されており、安全・安心な最新鋭の物流施設として開発される。さらに同社がグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環としてCASBEE Aランク認証の取得を予定し、将来的には太陽光パネルを施設屋根面に設置することを検討している。

同社は関西地区において、大阪市西淀川区にあるマルチテナント型施設「プロロジスパーク大阪4」を始め現在8棟、約73万平方メートルの物流施設を運営中。また、このたびの「プロロジスパーク大阪5」を始め、2013年9月末に竣工予定の「プロロジスパーク尼崎3」、2013年11月竣工予定の「プロロジスパーク川西」、2013年12月竣工予定の「プロロジスパーク神戸」の4棟、約25万平方メートルを開発中だ。

<「プロロジスパーク大阪5」の概要>
名称:プロロジスパーク大阪5
所在地:大阪市住之江区南港東
敷地面積:約4万500平方メートル(約1万2,250坪)
延床面積:約9万5,100平方メートル(約2万8,767坪)
構造:地上4階建
着工:2013年9月
竣工予定:2015年1月

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