2022/01/12

日本GLP(株)は1月12日、千葉県流山市で開発を進めてきた、延床面積約10万4,000平方メートルの先進的物流施設「GLP ALFALINK 流山 4」の起工式を執り行った。

総開発費は約200億円で2023年6月の竣工を予定している。

「GLP ALFALINK 流山 4」の1階と2階には西濃運輸(株)が入居を予定しており、ターミナルと保管庫として利用する。構内に配送拠点があるため、出荷・集荷の効率が大幅に向上し、集荷の締切時間の延長等が可能になるほか、環境負荷の低減に貢献していく。また、保管機能も活かした臨機応変なロジスティクスを提供できるメリットがある。ALFALINK 流山では「GLP ALFALINK 流山 8」に入居する佐川急便(株)と併せて2つのターミナルが稼働してさらに効率的な輸配送を可能にする。

「GLP ALFALINK 流山 4」は、全棟の中でも特にウェルネスの増進に力を入れており、ALFALINK 流山では初めての様々な試みを実施する予定。あたたかい食事を提供するレストランをはじめ、各階リフレッシュエリアや、バスケットやフットサル等が楽しめるア

リーナ、そしてアリーナから連続する屋上庭園を設ける。働く人の心身の健康およびパフォーマンスを向上させる環境の整備によって、カスタマー企業の雇用維持、ビジネスの成長に貢献する。また、アリーナでは定期的なイベントを開催する予定で、働く人同

士や地域社会との繋がりが生まれることで、社会的な健康もサポートする。

施設の特徴は、倉庫賃貸スペースのバリュエーションが豊富で、冷凍冷蔵対応、給排水換気対応、自動化支援などを提供することから、食品やECをはじめとする多種多様な業種のニーズに柔軟に対応することが可能。また、倉庫のシェアリング等の高付加価値なサ

ービスの提供も検討している。

都心から約25km圏内に位置し、常磐自動車道の流山IC近接、また国道16号線にもアクセスが容易で、関東に向けた広域配送拠点として優れた立地にある。

●施設概要

施設名：「GLP ALFALINK 流山 4」

所在地：千葉県流山市小屋・北

敷地面積：約4万3,700平方メートル

延床面積：約10万4,000平方メートル

構造：地上4階建て、免震・RCS造

着工：2022年1月

竣工：2023年6月（予定）

認証取得：LEEDゴールド認証（予定）、ZEB Ready認証（予定）