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プラス、焼失した東北物流拠点を2022年夏再稼働へ

2021/12/16

プラス(株)は12月15日、同社社内カンパニーで文具・オフィス家具および各種サービスの卸販売事業を展開するジョインテックスカンパニーが物流拠点「ジョインテックス東北センター」を宮城県岩沼市に再開発される「プロロジスパーク岩沼1」(2022年4月竣工予定)内に再建し、2022年8月より稼働を開始すると発表した。

「ジョインテックス東北センター」は2013年8月に開設し、北海道と東北6県(青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)の顧客への文具・オフィス生活用品・オフィス家具の配送業務を担ってきたが、2020年4月に入居施設の別棟で発生した火災の延焼により焼失し、以後は出荷元を東日本センター(埼玉)へと切り替えて対象エリアへの配送を継続する一方、サービスレベルの回復を急務と捉え、センター再建を検討していた。

新センターの稼働により、配送時間は従来通りに復旧し、東北エリアの顧客向けの翌日配送分の締め時間を最大5時間延長、また、北海道一部地域(札幌・函館を含む道南エリア)では翌日配送が可能になる。

なお、新たに稼働を開始する「プロロジスパーク岩沼1」は有事の際の救助活動や消火活動への対策を拡充するほか、津波や水害による浸水対策として建物レベルを1.5m高く設定している。さらに、緊急地震速報システムや、衛星電話、72時間程度の電源を確保する非常用発電機を実装すると同時に、断水対策も施されている。また、新施設には以前は設置されていなかったスロープが設けられ、2階への大型車両の直接アクセスにより、ワンフロアオペレーションが可能となり、トラックバースや荷捌きスペースも十分に確保されている。

●施設概要
施設名称:「ジョインテックス東北センター」
運営会社:プラス ロジスティクス(株)
住所:宮城県岩沼市空港南3-2-35プロロジスパーク岩沼1 2階
総床面積:1万2,153平方メートル(3,676坪)
取扱品目:一般文具・OA関連用品・日用雑貨・食品・RTA家具
取扱点数:約3万7,800アイテム
年間出荷金額:約59億円
投資額:約3.2億円
建物構造:鉄骨造・地上2階建て
人員:100名(予定)

●「ジョインテックス東北センター」外観イメージ

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