[最新ニュース] 物流・生産拠点

日本GLP、「GLP ALFALINK相模原2」着工

2021/11/08

日本GLP(株)は11月4日、神奈川県相模原市で延床面積約 9万平方メートルの先進的物流施設「GLP ALFALINK相模原2」の起工式を執り行った。「GLP ALFALINK 相模原2」は先日竣工した「GLP ALFALINK 相模原1」に続くマルチテナント型の物流施設で、竣工は 2023 年5月を予定している。

「GLP ALFALINK 相模原」は延床面積約 67万3,437平方メートル、敷地面積約29万4,455平方メートルと関東最大級の規模を有する大規模多機能型施設として2020 年に着工。現在までに2棟が竣工済み、「GLP ALFALINK相模原2」を含む残りの2棟が着工済みであり、「GLP ALFALINK相模原 3・4」はすでに入居率100%となっている。

「GLP ALFALINK 相模原 2」の施設面の特徴は、倉庫エリアの防火区画を全てシャッターとし、レイアウトや動線、マテハン設備の導入に対して高いフレキシビリティを確保している。工場用途や冷凍冷蔵に対応できる仕様の区画も備えており、様々な用途
と多様な業種のカスタマーのニーズをくみ取ることが可能。また、カスタマー企業の従業員が不在の時にも荷物を格納できる置き配バース(セキュリティを確保したバース区画)を各階に導入し、荷受け・荷待ち時間を短縮することにより、輸送コストの削減を図る。

環境面では太陽光発電を設置の上、自家利用を予定しており、再生エネルギーの利用を推進。BCP 対策は免震構造を採用し、72時間の非常用電源、井水の再利用を可能とし、災害の際には地域の方々の避難施設としても利用できる体制を整えている。

さらに、新たな試みとして倉庫内での実際のオペレーションを見せ、開かれた物流施設を体現するガラス張りのショールームとしての区画も整備する予定。ALFALINKが掲げるコンセプトの1つである「Open Hub(物流をもっとオープンに)」をカスタマー企業とも一体となり体現していく。

●施設概要
施設名:「GLP ALFALINK相模原2」
所在地:神奈川県相模原市中央区田名
敷地面積:約3万9,000平方メートル
延床面積:約9万平方メートル
構造:地上6階建て、免震・PC造
着工:2021年11月
竣工:2023年5月(予定)
認証取得:LEEDゴールド認証(予定)、ZEB 認証(予定)

|↑一覧に戻る|