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相模原市に「GLP ALFALINK相模原3」竣工

2021/10/26

日本GLP(株)は10月26日、神奈川県相模原市で延床面積10万1,602.70平方メートルの先進的物流施設「GLP ALFALINK相模原3」の竣工式を執り行ったと発表した。「GLP ALFALINK相模原3」は、延床面積約67万平方メートルを有する大規模多機能型物流施設開発プロジェクト「GLP ALFALINK 相模原」の2棟目の完成となる。「GLP ALFALINK相模原3」は、日本GLPの施設を利用するリピートカスタマーが入居し、専用施設として1棟全体を利用する。

施設面の特徴として、1階の天井高を標準よりも高くし、自動化・省人化をはじめとした最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様となっているほか、両面バースを備え物流業務の効率化をサポートする。加えて、施設全体に空調設備と大型シーリングファンを設置することで、就労環境の快適性を向上する。建物外観は、明るく清潔感のある白色を基調としており、「GLP ALFALINK 相模原」内の施設にも共通して採用しているカラーでもある。また、免震構造を採用し、企業の事業継続性を確保するほか、環境面では太陽光発電を設置する予定。

「GLP ALFALINK 相模原 3」は、当初の計画よりも早い段階で入居が決定し、2年以上計画を繰り上げて、BTS型の物流施設として建設を進めてきた。入居予定企業からは、立地の優位性とプロジェクト全体で約 30 万㎡という「GLP ALFALINK 相模原」の広大な敷地メリットを活かし、入居企業のニーズを柔軟に設計へ組み込んだ点が評価された。

「GLP ALFALINK相模原」はGLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLP ジャパン・ディベロップメント・パートナーズ III」による開発物件となる。

●施設概要
施設名:「GLP ALFALINK相模原3」
所在地:神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-10
敷地面積:約4万9,831.00平方メートル
延床面積:約10万1,602.70平方メートル
構造:地上4階/PC免震
着工:2020年7月
竣工:2021年10月
認証取得:LEEDゴールド(予定)、ZEB認証(予定)

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