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神奈川県相模原市に「GLP ALFALINK相模原1」竣工

2021/09/24

日本GLP(株)は9月24日、神奈川県相模原市で延床面積33万1,343.48平方メートルの先進的物流施設「GLP ALFALINK相模原1」の竣工式を執り行った。

「GLP ALFALINK相模原1」は延床面積約67万3,437平方メートル、敷地面積約29万4,455平方メートルと関東最大級の規模を有する大規模多機能型施設「ALFALINK」プロジェクトとして2020年に着工し、2023年にプロジェクト全体の4棟が完成する予定。

今回竣工した「GLP ALFALINK相模原1」はその第1棟目で、地上6階建て(一部)共用棟のリングと合わせてプロジェクト最大の延床面積を有しており、(株)ギオン、佐川急便(株)、西濃運輸(株)等10社以上の入居が決定している。

政令指定都市である相模原市は人口72万人を抱え、若年層の人口が増加傾向にあり、雇用の確保が容易。また、リニア中央新幹線の開通により今後の発展が期待されている。

「GLP ALFALINK 相模原 1」施設内の5階部分に設けたターミナル区画には、佐川急便および西濃運輸の入居が決定。入居する佐川急便では、ALFALINKのテナント企業には従来のカットオフタイムよりも遅い時間で集荷時間を設定してもらえるため、EC企業等にとっては利便性、出荷・集荷の効率が向上。加えて、西濃運輸でもターミナル区画を利用する顧客には、従来よりも遅い時間での出荷や、早い時間帯での配達に対応できるメリットがあり、入居企業からの出荷も期待できるとしている。また、施設の1階部分に予め冷凍冷蔵設備を備えた倉庫スペースを整備しており、総合物流企業のギオンが入居し、冷凍・冷蔵・常温の三温度帯に対応した拠点として利用される。

●施設概要
施設名:「GLP ALFALINK相模原1」
所在地:神奈川県相模原市中央区田名字赤坂 3700-1
敷地面積:13万6,660.85平方メートル
延床面積:33万1,343.48平方メートル
構造:地上5階一部6階建て、免震・鉄筋コンクリート造
着工:2020年2月
竣工:2021年8月
認証取得:LEED ゴールド(予定)、WELL認証(予定)

●「GLP ALFALINK相模原1」俯瞰

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