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野村不動産、「Landport青梅Ⅲ」満床稼働開始

2021/09/21

野村不動産(株)は9月21日、同社が手掛ける高機能型物流施設「Landport」シリーズ21棟目となる「Landport 青梅Ⅲ」が満床稼働開始したと発表した。

同施設は旧・東芝青梅工場跡地の約3.6万坪(約11万9,965 平方メートル)を3期に分割して開発するシリーズ初の大規模面開発事業のⅢ期棟。含まれる物件3棟はいずれも利用業種(カテゴリー)を物件ごと、あるいはフロアごとに特定したカテゴリーマルチ型施設として、「Landport 青梅Ⅰ」は自動車部品等の工業材・保守パーツ用に最適化・「青梅Ⅱ」は飲料等の重量物の保管・荷役用に最適化、そして当施設は通販用に最適化した施設。

大規模面開発事業ならではの要素として地域の雇用創出への貢献、周辺地域へ開かれた通路「ツナグロード」の設置や、地域住民が災害時に利用できるかまどベンチを「ツナグロード」に設置するなど、地域社会との共生にも取り組んでいる。エントランスやカフェテリアには、青梅の地形や工芸品をイメージしたデザインを採用、素材には多摩産材を活用する等、地域の特徴を生かした施設作りを行っている。

同施設では、環境への配慮とランニングコストの削減を目的に全館LED照明を採用するほか、Landportシリーズ初の自家消費型太陽光設備を採用している。なお、2021年3月現在、Landportシリーズは計18棟に太陽光パネルを設置、年間2万1,925,777kwhの発電を行っており、野村不動産グループ全体の再生可能エネルギーの活用推進にも寄与している。

●物件概要
物件名:Landport青梅Ⅲ 【カテゴリーマルチ型】
所在地:東京都青梅市末広町2-9-14
交通・ア ク セ ス:首都圏中央連絡自動車道・青梅ICまで約2.7㎞、JR青梅線・小作駅東口より徒歩約10分
敷地面積:3万9,747.10平方メートル(1万2,023.49坪)
延床面積:6万7,563.73平方メートル(2万438.03坪)※倉庫棟5,775.97平方メートル(1,747.23坪)※駐車場棟
規模:RC+S造、地上3階建
着工:2019年7月
竣工:2021年5月(駐車場含む)

●「Landport 青梅プロジェクト」工事中写真(敷地上空より)

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