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日本GLP、平塚に2棟目、3棟目開発へ

2021/09/07

日本GLP(株)は9月7日、神奈川県平塚市で先進的物流施設「GLP平塚II」および「GLP平塚III」の開発を行うことを発表した。両施設の投資総額は約180億円。

「GLP平塚II・III」は「GLP平塚I」に続き、「ツインシティ大神地区土地区画整理事業施行地区内」に建設される。平塚エリアは物流適地であり、周辺に物流施設の開発が相次いでいるが、引き続き幅広いテナントニーズが見込まれている。その中で、両施設は日本 GLPが蓄積した施設開発のノウハウと平塚エリアでの知見を生かすだけではなく、Green“Good for the Environment”をコンセプトとして、地球環境・地域環境・就労環境の3つの環境の側面を設計段階から施設稼働後まで配慮し、地域・入居企業と共にGreenを実現する様々な施策を検討して、高い環境配慮と持続性を有する施設づくりを目指す。

具体的にはまず、設計段階から高性能断熱や自然採光等の省エネ設計を取り入れ、地球環境に配慮した施設の土台を整える。建設段階でも積極的に環境負荷の低減を図り、CASBEE認証やZEB認証等をはじめとする各種グリーン認証の取得を予定している。

就労環境の面では、最寄りの公共交通機関からの通勤アクセスを整え入居企業の雇用をサポート。また、快適かつ低エネルギーの庫内環境を追求して、施設内には大型シーリングファンを装備し、庫内窓の設置により庫内に自然光を取り入れる。施設全体にはバイオフィリックデザインを採用し、シンボリックな建物外観を計画、また、外構にはグリーンウォールや緑道を設け、働く人々だけでなく地域住民にも利用できるように開放するなど、平塚市の魅力的な街並みづくりに貢献する。

両施設の特徴は、4層のボックス型でECや流通加工ニーズ等、様々な業種に対応できる、ハイブリッド型施設として開発。入居対象業種としてはEC に加えて3PLをはじめ食品、日用品、飲料等、多様な業種に適応する仕様となっている。

●施設概要
施設名:「GLP平塚II」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約1万7,800平方メートル
延床面積:約3万6,000平方メートル
構造:地上4階建て、耐震鉄骨造
着工:2022年5月(予定)
竣工:2023年6月(予定)
認証取得:CASBEE 認証(予定)、BELS5Star(予定)、ZEB認証(予定)

施設名:「GLP平塚III」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約1万3,700平方メートル
延床面積:約2万8,000平方メートル
構造:地上4階建て、耐震鉄骨造
着工:2022年7月(予定)
竣工:2023年8月(予定)
認証取得:CASBEE 認証(予定)、BELS5Star(予定)、ZEB認証(予定)

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