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シーアールイー、「ロジスクエア伊丹」着工

2021/09/01

(株)シーアールイーは8月31日に兵庫県伊丹市で開発用地を取得し、9月1日に物流施設「ロジスクエア伊丹」を着工した。2022年11月中旬の竣工を目指し、建設を進める。

●開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア伊丹
所在地:兵庫県伊丹市桑津一丁目
敷地面積:1万7,961.85平方メートル(5,433.45坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上3階建て
延ベ面積:2万9,967.30平方メートル(9,065.10坪)(予定)
着工:2021年9月1日
竣工:2022年11月中旬(予定)

●開発予定地
「ロジスクエア伊丹」の開発予定地は大阪国際空港(伊丹空港)至近に位置し、大阪市内の中心部までは約15kmの場所に位置。阪神高速池田線豊中北ICからは約2.5kmと大阪市内への配送はもとより、大阪府や兵庫県をはじめとする関西主要都市への広域物流拠点として立地メリットを有している。伊丹市は総人口19万8,000人超、世帯数約8万4,000世帯(※1)で、日本の総人口が減少に転じた2008年以降も人口は微増傾向にあり、また、伊丹市と隣接する豊中市、池田市、尼崎市は大阪市のベットタウンとして多くの人口を擁している。「ロジスクエア伊丹」開発予定地は JR 伊丹駅から徒歩圏にあることからも、雇用の面において優位性を備えている。

※1:2021年8月1日時点(伊丹市ホームページより)

●施設計画概要
「ロジスクエア伊丹」は 1万7,961.85平方メートルの敷地に地上3階建て、延べ面積2万9,967.30平方メートルの物流施設として開発する予定。施設のマスタープランとして、倉庫部分は約2,900坪の3層で、北側と東側の2面に配置するトラックバースは大型トラック計27台が同時接車可能となっており、4台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現する。

倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/平方メートル(2.0tフォークリフト対応可)、有効高さは各階5.5m以上、照度は平均250ルクスを確保する予定。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)を2 基、垂直搬送機を4基、ドックレベラーを2基実装する計画となっている。

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