[最新ニュース] 物流・生産拠点

あらた専用施設「GLP八千代IV」が着工

2021/08/04

日本GLP(株)は8月4日、千葉県八千代市で延床面積約4万9,000平方メートルの先進的物流施設「GLP八千代Ⅳ」の起工式を執り行った。

「GLP八千代Ⅳ」は大手日用品卸企業、(株)あらたとの間で、1棟全体の賃貸借契約を締結。2022年10月竣工の予定。

今回の開発では、日本GLPが今までに培った開発の知見を活かし、同場所ですでに運営中のあらたのオペレーションを止めることなく新築工事を行い、効率的なビジネス拡大の機会を提供する。

施設面の特徴は、倉庫内保管エリアをブレースのない構造とし、全面的な自動MH(マテリアル・ハンドリング)設備の設置に対応するほか、自動倉庫向けエリアをあらかじめ設定。最新技術を用いた高度な物流オペレーションを可能にする。また、危険物専用倉庫を隣接させることで、多様な保管ニーズへの対応を可能としている。

「GLP八千代Ⅳ」は東関東自動車道の千葉北ICから約9.9kmで、物流拠点としてのアクセスに優れているほか、近隣が住宅地であることに加え、東葉高速鉄道八千代中央駅からも近く、施設付近にはバス停もあるため通勤がしやすく、雇用の確保が期待できる。

八千代市ではすでに「GLP八千代・八千代II・八千代III」の3棟の施設が稼働しているが、八千代市は今後も引き続き人口の増加が見込まれる点や、下総台地の安定した地盤上に位置し、地震に対して地盤が強固であるほか、ハザードマップで液状化や浸水の想定外地域であり、防災面でも優れた物流適地と言える。

●施設概要
施設名:「GLP八千代Ⅳ」
所在地:千葉県八千代市大和田新田
敷地面積:約2万2,000平方メートル
延床面積:約4万9,000平方メートル
構造:地上4階建、耐震S造
着工:2021年8月
竣工:2022年10月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

|↑一覧に戻る|