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大阪府八尾市で「GLP八尾I・II」開発へ

2021/06/15

日本GLP(株)は6月15日、大阪府八尾市で総延床面積がそれぞれ約5万4,000平方メートルと約1万6,000平方メートル、総延床面積約7万平方メートルの先進的物流施設「GLP八尾I・II」の開発を行うと発表した。

「GLP八尾I」は、楽天グループ(株)が専用施設として1棟全体を利用。「GLP八尾II」はシングルテナント向け施設として開発される予定。なお、「GLP八尾I」は2022年2月に着工、2023年2月に竣工、「GLP八尾II」は2022年5月に着工、2023年4月に竣工を予定している。

また、楽天は「GLP八尾I」に加えて今年2月に着工した「GLP福岡粕屋」1棟全体も専用施設として利用し、包括的な物流・配送サービスを構築するために両施設を活用する予定。なお、両施設の運営を含む楽天の物流事業については、2021年7月に日本郵便(株)と楽天が共に出資し共同運営するJP楽天ロジスティクス(株)に承継される予定。

「GLP八尾I・II」は、東大阪エリアでは希少な賃貸型先進的物流施設で、大阪外環状線に隣接し、近畿自動車道「東大阪南IC」「八尾IC」よりそれぞれ約4km、西名阪自動車道「藤井寺IC」から約6kmと、大阪市内だけでなく南近畿地域までアクセスが可能で、物流施設として優れた立地にある。

両棟ともにBTS型として計画し、カスタマーのご要望に沿った満足度の高い施設を提供。「GLP八尾I」では、高度なMH(マテリアルハンドリング)設備の導入をはじめとする倉庫の自動化への対応や、空調設置により就労環境の快適性向上、カフェテリアの設置など従業員の快適性の向上を図る。

「GLP 八尾 II」では、非常用発電機設置や空調対応等、豊富なオプションの中から要望に合わせてカスタマーが選択し、施設スペックを充実させることが可能。BCP面では、地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用し安全性を確保するほか、浸水や液状化が発生しない地盤への対策を講じ、高い事業継続性を確保している。

●施設概要
施設名:「GLP八尾I」
所在地:大阪府八尾市郡川1丁目
敷地面積:2万6,900平方メートル
延床面積:5万4,000平方メートル
構造:地上4階建て、耐震造
着工:2022年2月
竣工:2023年2月
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

施設名:「GLP八尾II」
所在地:大阪府八尾市郡川1丁目
敷地面積:7,700平方メートル
延床面積:1万6,000平方メートル
構造:地上4階建て、耐震造
着工:2022年5月
竣工:2023年4月
認 証 取 得:CASBEE(新築)認証(予定)

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