[最新ニュース] 物流・生産拠点

日本GLP、「GLP ALFALINK茨木」開発へ

2021/06/15

日本GLP(株)は6月14日、大阪府茨木市で延床面積約32万平方メートルの複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK茨木」の開発を行うと発表した。

「GLP ALFALINK相模原」、「GLP ALFALINK流山」に続き、関西で初の「ALFALINK」シリーズ第3弾に位置づけられる。

今回の開発は、南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業の敷地内に3棟の物流施設を建設し、2023年1月より順次着工、2025年7月に全棟竣工予定。投資総額は約675億円。

「GLP ALFALINK茨木」は名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の結節点となる「吹田JCT」から約6.2kmで、幹線道路(府道14号)に面した敷地に位置し、物流拠点として優れた立地
にある。また、近隣にトラックターミナル、卸売市場、鉄道貨物ターミナル等の物流関連施設があり、物流拠点として高いポテンシャルが見込まれている。そして、大阪内陸での人口密集地であ
る北摂エリアに立地することから雇用確保の面からも優れている。

「ALFALINK」シリーズは、その複数棟から成る広大な敷地を生かして、「Open Hub」(ビジネス機会の創出、地域共生、見せる化等)、「Integrated Chain」(サプライチェーンの統合、複数企業の連携等)、「Shared Solution」(ハード×ソフト融合、施設内サービスの充実等)をコンセプトとした新たな価値や環境を創造する施設づくりを目指している。「GLP ALFALINK茨木」は大阪の拡大する物流ハブとしての立地、商業施設が併設されるという同事業の特色を活かし、企業や周辺地域から人が集まりコミュニティやビジネス機会が創出されるような施設を軸とした
街づくりを目指す。具体的には、「ALFALINK」シリーズのコンセプトの1つである「Open Hub」の取り組みとして、公園、ランニングコース等の共用スペースを整備し、同地区に出店される予定の商業施設と連携することで、働く人や地域住民、そして買い物に訪れた人々にとって魅力的な街づくりを行う。

●施設概要「GLP ALFALINK茨木」
施設数:3棟
所在地:大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
敷地面積:約13万5,000平方メートル(プロジェクト全体)
延床面積:約32万平方メートル(プロジェクト全体)
認証取得:LEED認証1取得予定

|↑一覧に戻る|