[最新ニュース] 物流・生産拠点

ラサールと三菱地所、共同開発の「ロジポート相模原」竣工

2013/09/04

ラサール インベストメント マネージメント インク(本社:米国イリノイ州シカゴ、以下「ラサール」)と三菱地所(株)(本社:東京都千代田区)が共同で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「ロジポート相模原」が、8月30日に竣工し、9月4日に竣工式を執り行ったと発表した。

「ロジポート相模原」は、延床面積約21万828平方メートル、東京ドーム約4.5個分の国内最大級のマルチテナント型物流施設で、竣工時点で大手3PL企業、大手デジタル機器メーカー等、複数企業の入居が決定しており、内定率は約60%(10万平方メートル超)を達成している。

相模原エリアは、本年3月30日に首都圏中央連絡自動車道(以下、圏央道)の「相模原愛川インターチェンジ」が開通し、東名高速道路と直結したことに伴い、都市配送においては東京都心部・横浜中心部、広域配送においては、中部圏・関西圏へのアクセス性が飛躍的に向上した。2013年度中には中央自動車道・関越自動車道とも接続する予定であり、北関東・甲信越エリアまでカバーし得るポテンシャルを有しており、物流適地として一層の注目を集めているエリアだ。また、本物件の周辺には広大な住宅エリアを擁しており、従業員確保の観点からも恵まれた立地といえる。

防災面では、建物のみならずランプウェイにも免震構造を採用しているほか、72時間対応の非常用発電機の設置、水・食糧・毛布等の備蓄庫の設置等の充実した対策を実施することで災害リスクの最小化を実現している。

環境面では、事務所および共用部へのLED照明の採用や、断熱性の高いサンドイッチパネル・ダブル折板の導入等、様々な環境配慮に取り組んでおり、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)認証によるCASBEE新築の「Aランク」を取得予定の他、『国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされた物流施設』として、(株)日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」で最高位の「Platinum(Plan) 2013」(プラン認証)を取得している。

<「ロジポート相模原」の概要>
所在地:神奈川県相模原市中央区田名3700-3
敷地面積:9万4,197.27平方メートル(2万8,495坪)
延床面積:21万828.92平方メートル(6万3,775坪)
構造:PCa・PC造(プレキャストプレストレストコンクリート造)、地上5階建、免震構造
設計管理監修:(株)久米設計
設計・監理・施工:(株)大林組
用途:マルチテナント型物流倉庫(複数テナントによる分割利用が可能)
竣工:2013年8月30日

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